小林可夢偉が所属するザウバーの2010年カーナンバーが、2月1日(月)に決定するようだ。
F1を統括するFIA(国際自動車連盟)は、11月に2010年のエントリーリストを発表していたが、ザウバーの参戦が認められたのはエントリーリストの発表後だった。
ザウバーの前身であるBMWザウバーは、6位で2009年シーズンを終えていたため、通常であれば可夢偉とチームメートのペドロ・デ・ラ・ロサはカーナンバー11と12をつけることになる。
しかし、選手権5位だったトヨタがF1から撤退したため、可夢偉とデ・ラ・ロサにはカーナンバー9と10が与えられる可能性もある。
BMWもF1から撤退したものの、チームが正式名称を変更せずにいることには疑問の声もあったが、これはザウバーがカーナンバー26と27ではなく、カーナンバー9と10を希望しているためであるかもしれない。
もしザウバーのカーナンバーが9と10になった場合、ウィリアムズ、ルノー、フォース・インディア、トロ・ロッソと4つの新規チームは、それぞれ2つずつカーナンバーが繰り下がることになる。
『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』誌によると、この問題が1日にパリで行われるF1委員会の会議で話し合われるようだ。
また、F1へタイヤを供給するブリヂストンが、各ドライバーに与えられるタイヤの数を14セットから10セットへ削減することを提案しているとされ、これも1日に話し合われるとのこと。
これに対しチーム側は、ドライバーあたり11セットにするという妥協案を提案するとみられている。