ペドロ・デ・ラ・ロサ(マクラーレン/テストドライバー)が、2010年のザウバーで小林可夢偉のチームメートになる可能性が高いようだ。
ザウバーの創設者ペーター・ザウバーとも関係が深い『Blick(ブリック)』紙は、チーム本拠地である「ヒンウィルで大地震でもない限り」、すぐにもこのニュースが正式発表されるだろうと報じた。
来月には39歳になるデ・ラ・ロサが最後にフル参戦したのは2002年。ジャガー(現レッドブル)からのことだった。
またデ・ラ・ロサは、現在チューリッヒに住んでおり、ヒンウィルへも車ですぐに行ける環境にいる。
デ・ラ・ロサは、長年マクラーレンの第1テストドライバー兼リザーブドライバーを務めていた。
しかし『El Mundo(エル・ムンド)』紙によると、マクラーレンはデ・ラ・ロサに対し、2009年中に2010年に向けた決断をするように求めていたようだ。
スイスの『NZZ am Sonntag(NZZアム・ゾンターク)』紙に対しザウバーは、「チームへ新しい知識をもたらす」ことのできる「経験豊富なドライバー」が2010年の可夢偉のチームメートになると認めている。
またザウバーは、ここで語っていたドライバーがニック・ハイドフェルドではないこともほぼ認めていた。