予選トップ10、予選と同じタイヤで決勝スタート

2010年01月27日(水)
予選トップ10、予選と同じタイヤで決勝スタート thumbnail

2010年の予選でトップ10に進出したドライバーは、予選Q3で使用したタイヤでレースをスタートしなければならないようだ。

『Motorsport Aktuell(モータースポーツ・アクチュエル)』誌をはじめとする各メディアの報道によると、F1チームによって組織されるFOTA(フォーミュラ1チームズ・アソシエーション)の最近の会議でルール変更が合意されたとのこと。

2種類持ち込まれるコンパウンドの両方を使用する義務はあるものの、トップ10に進出したドライバーも自由にレースのスタート時に装着するタイヤのコンパウンドを決められることになっていた。

しかし、『Motorsport Aktuell(モータースポーツ・アクチュエル)』誌によると、レースをより見応えのあるものにするため、戦略的な要素を大きくする目的で今回の変更が決定されたという。

なお、この変更は来週に開催されるF1委員会と世界モータースポーツ評議会で承認される必要がある。

『Marca(マルカ)』紙は、FOTAの会議に出席した「ほとんど」のチームが変更に賛成し、F1委員会や世界モータースポーツ評議会での承認も「問題なく受けられる見通し」だと報じた。

2010年はレース中の給油が禁止されることから、もし予選で上位を狙ってソフト側のタイヤを使用した場合、レース序盤のクルマが重たい状態でソフト側のタイヤを使用しなければならなくなる。

この記事をシェアする
関連トピックス
関連記事
前後の記事

前後の記事
F1 2010 ニュース一覧