ドニントン・パーク、運営再開を目指す

2010年01月06日(水)
ドニントン・パーク、運営再開を目指す thumbnail

最近に亡くなったドニントン・パークのオーナーの息子が、同サーキットを再生し、運営していくと誓った。

ドニントンでは、サイモン・ジレット率いる運営会社がリース権を獲得し、2010年のイギリスGP開催も決定した。しかし資金を集めることができずにグランプリ開催は失敗。サーキットは現在、改修工事が中断している状態で、使用できなくなっている。

サーキットの運営はオーナーであるウィートクロフト家に戻されている。オーナーであったトム・ウィートクロフトは、10月に亡くなっていた。

「ドニントン・パークを通常の状態に戻すため、できることはすべてやっていると断言できる」トム・ウィートクロフトの息子、ケビン・ウィートクロフトはこのように『Derby Telegraph(ダービー・テレグラフ)』紙へ語った。

ウィートクロフトは、博物館やカフェ、レース・コントロール・オフィスなど、いくつかの施設は営業を再開していることも強調していた。

ウィートクロフトによると、中断しているF1に向けた再開発のために掘り起こされたトラックを修復するには、60万ポンド(約8,870万円)かかるという。

サーキットを運営するため、新たなリース先をウィートクロフト家が探していることを明かしながら、ウィートクロフトはこう続けた。

「われわれは、再び運営可能な状態にしたいと思っている。できるだけ早く再生し、運営できるようになることを願っている」

「われわれにとっては大きすぎる事業なので、これを前進させられる人物を見つけたい。興味を持っている人は多く、この12日間だけでも12人のリース先候補を見つけた」

この記事をシェアする
関連トピックス
関連記事
前後の記事

前後の記事
F1 2010 ニュース一覧