フェラーリでは、フェリペ・マッサがヘレステスト2日目の走行を担当した。
この日も悪天候になったため、フェラーリはコンディションに合わせてプログラムを変更していた。午前中にはメカニカルの問題で2時間ガレージにとどまっていたが、午後にはピットストップなど、レース中に行う作業のトレーニングを行った。
マッサの周回数は92周、ベストタイムは1分28秒879で5番手になっている。
19日(金)はフェルナンド・アロンソが走行する予定だ。
フェリペ・マッサ
「先週のように、この2日間もいいテストにはならなかったね。昨日も今日も、ほぼ常に路面は完全なウエット状態だった。でも、信頼性やちょっとした問題の修正にとっては、多くの距離を走れたことが役立った」
「それに、条件はみんな同じだから文句は言えないね。テストは残り6日しかないから、ドライであまり走れていないと不利になる」
「そういった意味では、僕たちがライバルよりも走っていることには満足しているけど、バルセロナでは太陽のもとで走れることを願っている」
「ウエットでもドライでも、クルマのセットアップはとてもよかった。午前中に起きた問題? 心配するようなことじゃないよ。解決するために何をすればいいのか分かっているからね」
「レッドブルのクルマが良さそうだけど、去年の彼らのことを考えれば驚くようなことじゃない。彼ら、マクラーレン、メルセデスGP、そして僕たちの戦いになると思うけど、まだ確実なことを言える段階じゃないよ」
「今は自分たちの作業に集中している」