ザウバーは、ペドロ・デ・ラ・ロサが走行を担当した。
この日も雨になったことで、チームはプログラムを変更して作業を行っていた。しかし、セッション終盤には天候がさらに悪化したため、チームは早めに作業を終えた。
デ・ラ・ロサの周回数は58周、ベストタイムは1分20秒736で2番手になっている。
ヘレステスト最終日となる13日(土)もデ・ラ・ロサが走行を担当する予定だ。
ジャンパオロ・ダッラーラ(トラックエンジニアリング責任者)
「午前中には10時10分ごろから小雨が降り始め、2時までその雨が続いた。4時15分ごろまではテストを続けたが、雨があまりにも強くなり、リスクを冒す必要もないのでそこでテストを終えた」
「午前中は通常のインストレーションラップを行わず、すぐにプログラムを開始した。ドライの状態で基本的な走行を行うことができ、その後にウエットの状態でクルマのバランスについて取り組んだ」
「いくつかのセットアップを確認し、ブレーキシステムの作業も行った。ウエットでのクルマに対するペドロのコメントは、非常に前向きなものだった。だがもちろん、明日はドライになることを願っている」