1回目の合同テストでは好調な走りを見せていたザウバーのペドロ・デ・ラ・ロサが、表彰台を目標にしていくと語った。
ザウバーはバレンシアでの合同テストで速いタイムを記録していたが、燃料を少なくして走っていたという意見もあり、デ・ラ・ロサ本人もスペインのメディアへこのようなコメントを残していた。
「(表彰台を)目指していくけど、あまり可能性は高くないよ。いいクルマはあるけど、チームはかなり小さい」
しかし、2回目の合同テストの舞台となっているヘレスで、ザウバーの2010年型車C29は表彰台を争えるかと質問されたデ・ラ・ロサは、次のように答えた。
「争えない理由なんてないよ。それを目標にしていく」
「クルマはかなり運転しやすそうだし、低速コーナーでのパフォーマンスがかなり高くて、セットアップ変更にもよく反応してくれる」
4日間の日程で行われているヘレステストだが、前半の2日間は小林可夢偉が走行を担当し、デ・ラ・ロサは12日(金)から走る予定になっている。