デビッド・クルサードが、メルセデスGPではミハエル・シューマッハとニコ・ロズベルグが対等の扱いを受けるはずだと語っている。
シューマッハがフェラーリから参戦していたころ、クルサードはフェラーリのライバルチームであるマクラーレンに所属しており、タイトルを争って戦っていた。
クルサードは25日(月)に行われたメルセデスGPのチーム発表会に出席しており、若いドライバーにとって今シーズンは、シューマッハという最高のドライバーを倒すチャンスだと語っている。
「彼(シューマッハ)のチームメート、ニコ・ロズベルグには少し同情するよ。でも、彼にとっては大きく進歩して、ヒーローになるチャンスだ」
「彼ら2人が対等の扱いを受けると僕は確信している。僕が(マクラーレンで)ミカ・ハッキネンと走っていたころ、メルセデスはどっちが新品エンジンを使うかコイントスで決めていたんだ」
「ただ、彼(ロズベルグ)がマイケル(シューマッハ)と同じレベルの一貫性を発揮できるとは思えないけどね」とクルサードは、『Telegraph(テレグラフ)』紙のコラムで書いている。
またクルサードは、2010年のメルセデスGPが大きな成功を収めるだろうとして、次のように加えた。
「メルセデスには成功する要素がすべてそろっていると思う」
「潤沢な資金。グリッド上で最高ではないとしても、最高な部類に入るエンジン。素晴らしい戦略家であり、リーダーであるロス・ブラウン(チーム代表)」
「そして、よみがえったミハエル・シューマッハという、とんでもないドライバーもついている」