ルノーの株式を取得したジェニイ・キャピタルとF1最高権威バーニー・エクレストンが、ブランド存続の危機にあるサーブ買収から手を引いた。
「ジェニイ・キャピタルは、サーブのブランド廃止手続きにおける次の段階が、将来へ向けた強固なビジネス基盤を作るための条件には合致しないと判断した」との声明をジェニイ・キャピタルが発表した。
ゼネラルモーターズ(GM)が保有するサーブをめぐっては、2007年にF1へ参戦していたスパイカー・カーズも買収を目指していることが明らかとなった。26日(火)にGMは、スパイカーに売却することで合意したと発表している。
最近にルノーの大部分のチーム株式を取得したジェニイ・キャピタルとエクレストンは、共同でサーブ買収を目指していた。