論争の的となっていたアラン・ドネリーが、2010年のF1に関与しないことが報じられている。
以前、マックス・モズレー(元FIA会長)の側近であったドネリーに、ジャン・トッド(FIA会長)率いる新体制の中で、スチュワードとしての役割はないようだ。さらに『Autosport(オートスポーツ)』は、現在ドネリーがモータースポーツとはかかわっていないと報じている。
昨年、FIA(国際自動車連盟)の関係者として中立的な立場でいなければならないドネリーは、新チームのマノー(現ヴァージン)に協力していたのではないかと、他チームから不満の声が上がっていた。
また、FIAのスポークスマンは、テクニカル部門の顧問であったトニー・パーネルが組織を去ったと認めている。