F1の最高権威バーニー・エクレストンが、ロンドンのサッカーチームであるクイーンズ・パーク・レンジャーズ(QPR)の大部分の株式を獲得したようだ。
これまで、エクレストンとともに元ルノーのマネジングディレクターであるフラビオ・ブリアトーレが、QPRの株式を保有していた。しかし、エクレストンとブリアトーレは株式売却を希望しているとされ、フォース・インディアのチーム代表ビジェイ・マリヤがチームを買い取る可能性が高いとのことだった。
しかしイギリス各紙によると、ブリアトーレの持っていた株式をエクレストンが獲得。エクレストンも自身が60%以上の株式を保有していることを認めたという。
「私は、自分の名前を書類に載せるためクラブを買ったわけではない。ニール(ワーノック/QPRのマネジャー)を支援するため、買ったのだよ」
「ニールはわれわれに、サッカーのことを教えてくれる。これからは、プレミアリーグ(イングランドの最高峰サッカーリーグ)が目標だ」とエクレストンは『Daily Star(デイリー・スター)』へ語った。
また『Mirror(ミラー)』によると、QPRの元会長であるブリアトーレが、今でも少数の株式を保有している可能性が高いようだ。
「私は現在、クラブの62%を保有している」
「マンチェスター・ユナイテッドや、アーセナルと五分に戦おうとは思っていない。私はただ楽しんでいるのであり、これからの成り行きを見ていくつもりだ」とエクレストンは加えた。