2010年はドライバーを平等に扱うと言い続けてきたレッドブル。しかし、将来に向け、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)を中心にしたチーム作りをしていることを認めた。
「今、大切なことは、世界チャンピオンになることだ」レッドブルのアドバイザーであるヘルムート・マルコはこう語る。
だが、レッドブルはベッテルによるF1制覇を望んでいると以前から指摘されており、チーム代表クリスチャン・ホーナーも、『Auto Bild(アウト・ビルト)』へ次のように話している。
「繰り返すが、われわれはセバスチャンを中心にしたチーム作りをしている」
「セバスチャンには、この先にも長いキャリアが待っている。できればウチで過ごしてもらいたいものだがね。マークは、キャリアの終盤にさしかかっている」
「彼は、最高潮の状態で引退したがっている。何人かのドライバーのように、キャリアのピークを過ぎてからではなくね」