トロ・ロッソのセバスチャン・ブエミは、14位でシンガポールGPをフィニッシュした。
セバスチャン・ブエミ
「とても厳しいレースだったよ。スタートをうまく決められたんだけど、1周目にコバヤシ(小林可夢偉/ザウバー)と接触した。その後はアンダーステアがひどかったから、あそこでクルマの何かが壊れたんだと思う。だから、安全面も考えてフロントウイングを交換して、同時にタイヤも交換した」
「ペトロフ(ビタリー・ペトロフ/ルノー)の後ろでコースへ戻って、レースのほとんどを彼の後ろで走っていたよ。その後、油圧システムの圧力を上げるためにもう一度ピットへ入らなきゃいけなかった。タイヤも交換したから、ハイメ(アルグエルスアリ/チームメート)を抜いて、またペトロフに追いつくことができた」
「彼を抜こうとしたんだけどうまくいかなくて、タイヤを交換したクビサ(ロバート・クビサ/ルノー)に追いつかれてしまった。もう一度ピットに入る必要があって、ソフト側のタイヤを装着したんだ。その後はいいラップタイムで走ることができたよ」
「何も問題がなければ、10位に入れたはずだから、ガッカリしているよ。全体的にはクルマが進化していたから、次のレースに向けては励みになるね」