ついに開幕したインディジャパン。17日(金)はインディカーの走行がないにもかかわらず、会場のツインリンクもてぎには大勢のファンが詰めかけ、無料開放されたパドックを中心に一年に一度の”お祭り”を満喫していた。
フレンドシップデイと題されたこの日、まずはストックカーによるオープニングパレードが行われ、ツインリンクもてぎには朝からレーシングカーの爆音が鳴り響いていた。
その後、ストックカーがオーバルコースを走る中、観光バスがコースイン。インディジャパンに参戦する佐藤琢磨、武藤英紀がバスガイドを務めるスーパースピードウェイサファリが行われた。その後に行われたトークショーでは琢磨と武藤は、お客さんの「ノリ」がよかったため、とても楽しかったとスーパースピードウェイサファリを振り返った。
このトークショーには、インディジャパンにスポット参戦することが決まったロジャー安川も登場。平日の午前中にもかかわらず、大勢のファンが日本人ドライバー3人に声援を送っていた。
トークショーの中で琢磨は、このところは不運に見舞われるレースが続いてが、「すべてインディジャパンのためだった」と語り、19日(日)の決勝では「200周走りきります」と日本のファンの前での活躍を誓った。
その後も、サーキット内の各所でさまざまなイベントが行われる中、2008年の優勝者ダニカ・パトリックが記者会見を開いた、「また勝ちたいと願っている」と語り、インディジャパンでの2勝目を目指していくと宣言した。
その後、各ドライバーのサイン会が行われたが、この日とても印象的だったのは、ドライバーとファンの距離が非常に近いこと。パドックが一般のファンに無料開放されていたこともあり、ファンでごった返すパドックの中を、ふつうにドライバーが歩いているのだ。
もちろん、お目当てのドライバーを見つけたファンはサインや写真撮影をリクエストするが、ドライバーも笑顔でこれに応じる様子がいたるところで見られた。これも、アメリカンモータースポーツの最高峰、インディカーの魅力のひとつだ。
18日(土)には、いよいよインディカーの走行が始まり、午後には予選も行われる。18日の走行スケジュールは以下のとおり。
9:30~10:30 練習走行
12:30~13:30 練習走行
15:30~17:00 公式予選
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