ミハエル・シューマッハ、失格の可能性もあった

2010年08月04日(水)
ミハエル・シューマッハ、失格の可能性もあった thumbnail

ハンガリーGPでスチュワード団に加わったデレック・ワーウィックが、ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)を失格にすることを希望したと明かした。

シューマッハはハンガリーGPの決勝で、フェラーリ在籍時にはチームメートでもあったルーベンス・バリチェロ(現ウィリアムズ)に対し、ピットウォールのギリギリまで幅寄せを行った。そのためスチュワードはレース後、シューマッハに次戦ベルギーGPでの10グリッド降格処分を言い渡している。

しかし、元ドライバーとしてハンガリーGPでスチュワード団に加わっていたワーウィックは、『BBC』ラジオの『Five Live Breakfast(ファイブ・ライブ・ブレックファスト)』へ、シューマッハに黒旗を提示(失格という意味)することが「若いドライバーへいい例を示すことになっただろう」と語った。

シューマッハは2日(月)に、自身の公式ウェブサイトで謝罪の意志を示したが、レース後のスチュワードによる事情聴取の際、シューマッハの対応に「落胆した」とワーウィックは話している。

「彼を1戦か2戦の出場停止にすることもできた」

「だがわれわれは、スパ(ベルギーGP)での10グリッド降格は大きなものだと考えた。彼が今回のことから学習すること願っており、新しいスチュワード団はああいったドライビングを認めないということを覚えておいてもらいたい」

この記事をシェアする
関連トピックス
関連記事
前後の記事

前後の記事
F1 2010 ニュース一覧