ヒスパニア・レーシング(HRT)のメカニックが、イタリアGPの決勝中に負傷したものの、深刻なケガにはなっていない。
山本左近(ヒスパニア・レーシング)のピットストップ中、あるメカニックが無線の調整を行っていたものの、ロリポップ(ピットアウトを指示するボード)担当のクルーは、調整作業が終わる前に左近へピットアウトを指示してしまった。
動画共有サイトには、このメカニックが激しく地面に打ちつけられる生々しい動画も投稿されている。
このメカニックは、ドイツ出身でマルセルという名前であるとのこと。HRTによると、マルセルはメディカル・センターに運ばれたものの、この事故で意識を失うことはなかったようだ。
また、HRTの所属ドライバーであるカルン・チャンドックは、メディカル・センターへ赴いてマルセルに会っており、マルセルの様子について、次のように語った。
「無線担当のマルセルは、会話しているし、(容体も)安定していて、さらなる検査を待っている」
*事故の様子をとらえた生々しい動画です。閲覧にはご注意ください。また、音量にもご注意ください。