ザウバーの小林可夢偉は、ハンガリーGPフリー走行3回目で20周を周回して、ベストタイムは1分22秒337で14番手。予選では、1分22秒222を記録して18番手になったものの、予選後にピットレーンの赤信号を無視したため、5グリッド降格のペナルティーを受けた。
小林可夢偉
「とても残念です。ここに来てから、何度もセットアップ変更をしましたが、まだ満足できていません。クルマの感触がおかしくて、以前とは違っているんです。グリップもありません。それなので、僕にとっては厳しい状況だったんですが、Q1の2回目の走行をハード側のタイヤで走ると決めたチームも楽観的すぎました」
「ソフト側のタイヤであれば、少なくともQ2には進めたと思います。でも、ミスはあるものですからね。ピットレーンの赤信号を通過してしまい、FIA(国際自動車連盟)の計量へ行けませんでした。単に僕が見逃しただけです」