2戦連続でレースを欠場することになったカルン・チャンドック(ヒスパニア・レーシング)だが、夏休み明けのベルギーGPでレース出場することを目指している。
前戦ドイツGPで山本左近(ヒスパニア・レーシング)にシートを譲ったチャンドックは、今週末のハンガリーGPでもレース出場を逃したものの、イギリスのラジオで解説を務めるため、ハンガリーに向かう。
チャンドックも新スポンサーを持ち込んだものの、左近がシートを獲得したのは、より大規模なスポンサーシップを持ち込んだためとも言われる。
ドイツGPの際、チャンドックはハンガリーでレースに出ることを望みながら、次のように『Reuters(ロイター)』へ語っていた。
「彼らは、彼らの立場から見て、必要だと思ったことを実行することになる」
「長い夏休みになるけど、シーズンの残りではどうなるのか、様子を見てみないとね」
ヒスパニア・レーシング側は、チャンドックが今もチームメンバーだと主張しているが、テスト兼リザーブドライバーであるクリスチャン・クリエンも、シーズン中に1レースか2レースに出場するとみられている。
また、ヒスパニア・レーシングの広報は、ベルギーGP以降のドライバーラインアップはまだ決まっていないと述べていた。