ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)は、再び引退することを「絶対に」考えていない。
こう繰り返し強調しているのは、メルセデスのモータースポーツ責任者ノルベルト・ハウグ。最近ハウグは、2011年にはシューマッハが「タイトルを狙いにいく」とも語っていた。
2010年に現役復帰を果たしたシューマッハだが、これまでのところ目立った成績を残せていないことから、シューマッハを厳しく非難する意見も出ている。しかしハウグは、メルセデスGPもう1人のドライバーであるニコ・ロズベルグのチームメートには、シューマッハが最適だと語る。
来年はシューマッハ以外のドライバーがロズベルグのチームメートになるとのうわさについて、ハウグは『DPA通信』へ次のようにコメントした。
「それは絶対にない」
「われわれが勝てるクルマを手にすることができれば、すぐに彼(シューマッハ)も勝利を狙っていくだろう。ニコ・ロズベルグもそうであるようにね」