山本左近がドイツGPで、再びヒスパニア・レーシング(HRT)からレース出場を果たす。
前戦イギリスGPでHRTは、レースドライバーのブルーノ・セナに代えて、リザーブドライバーの左近をレースに出場させた。そして今回は、セナのチームメートであるカルン・チャンドックが左近にシートを譲ることになる。
イギリスGPでは、突然のドライバー交代であったことから、何がドライバー交代の理由になったのか、さまざまな憶測が広がっていた。
セナがスポンサー関連の問題を抱えたとも、セナとチーム代表の間にトラブルがあったとも、左近が500万ドル(約4億3,000万円)の資金を持ち込んだとも言われているが、いまだ真相は謎のままだ。
しかし、HRTは16日(金)に左近のドイツGP出場を発表。左近が「シルバーストン(イギリスGP)で非常に前向きなパフォーマンスを見せたことから」、ドイツGPで「再びクルマに乗り込むチャンス」を得たとしている。