メルセデスGPは2010年シーズンをあきらめるべきとニキ・ラウダ

2010年06月27日(日)
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メルセデスGPが2010年シーズンをあきらめるべき時が迫っている。

F1を3度制しているニキ・ラウダは、メルセデスGPが2台そろってQ2で敗退したヨーロッパGPの予選を見た後、こう語っていた。

今週末、メルセデスGPは2010年型車W01に大幅な改良を施してきたが、ヨーロッパGPで大量ポイントを獲得するのは非常に難しい状況となった。所属するニコ・ロズベルグはヨーロッパGPを前にした段階で、ドライバーズ選手権でトップから35ポイント差になっている。

「どこかの時点、おそらく2、3戦後に、誰かが“もう終わりだ。来年のクルマに集中していこう”と言うべきだ」ラウダはドイツの放送局『Sky(スカイ)』でこう語った。

メルセデスGPのチーム代表ロス・ブラウンは予選後、「しっかりと状況を確認、評価して、次のステップをどうするべきなのか考えないといけない」とコメントしている。

しかし、メルセデス・ベンツのモータースポーツ責任者ノルベルト・ハウグは、メルセデスGPがあきらめることはないと述べた。

「シーズン開幕から続けてきたパッケージ開発をあきらめることは決してないが、ライバルも同じようにやってきている」

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