F1のレースディレクターであるチャーリー・ホワイティングが、シルバーストンの新レイアウトを承認した。
ホワイティングは今週、6つのコーナーが新設された760メートルの新セクションを見て回っていたが、29日(木)には関係者やメディアを招いて正式にこの新レイアウトがオープンしている。
シルバーストンのマネジングディレクターであるリチャード・フィリップスは、こうコメントしていた。
「チャーリー・ホワイティングは、昨日ここへ来ていた。彼と一緒にサーキットを歩いたが、われわれは3年間のグレードAライセンスを取得した」
今年はMotoGPもシルバーストンで開催されるが、この新レイアウトは安全面の理由から決定されたものだった。シルバーストンの名物でもあるブリッジが特に危険だとされていた。
新レイアウトでは、これまでアビーに向かって左へ曲がっていたところを右へ曲がるようになり、いくつかのコーナーを通過してから、ナショナル・ストレートからウェリントン・ストレートに名前が変わったストレートへ向かう。
その後、ブルックランズでこれまでのコースに合流するが、ブルックランズへの進入時のコース形状が変わっているため、これまでよりも高速で進入することになるとみられている。