ホーナー、ベッテルのタイトル争いは終わっていないと主張

2010年03月30日(火)
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レッドブルは、2010年の開幕戦と第2戦を振り返って、チームがタイトル争いを台無しにしたことを後悔しているだろうとニキ・ラウダは思っている。

29日(月)にメルボルンからマレーシアへ直行便で向かったセバスチャン・ベッテル(レッドブル)は、オーストラリアGPでポールポジションからスタートし、レースをリードしていたものの、ホイールナットの緩みによってマシンが損傷し、リタイアしてしまった。

また、開幕戦のバーレーンGPでも、RB6のステアリングを握るベッテルはレースをリードしていたが、スパークプラグが原因で失速、4位に後退した。

「ただでは済まないぞ。ベッテルは、スクラップ・ブル(レッドブルのこと)にひどくお怒りだ」と語ったラウダの言葉が、ドイツの『Bild(ビルト)』紙の見出しを飾っている。

さらにラウダは、「レッドブルはタイトルを失う」と付け加えている。

しかし、チーム代表のクリスチャン・ホーナーは、ベッテルのファンに対して、「パニック」にならないよう訴えている。さらに、ポイントリーダーと25ポイント差で次の開催地クアラルンプールへ旅立ったベッテルの世界選手権は終わっていないと主張している。

「われわれは、速いクルマを持っている。シーズンは長いんだ」と語るホーナーの言葉をイギリスの『Sun(サン)』が伝えている。

「長い道のりがまだある。シーズン中は、多くの紆余曲折があるものだ」とホーナーは付け加えている。

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