今週末のバーレーンGPでミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)は、チームメートであるニコ・ロズベルグのペースについていけないのではないかとの意見があったが、シューマッハの肉親も同じように考えているようだ。
史上最多となる7度のタイトル獲得を達成したシューマッハのF1復帰に世界中が注目する中、シューマッハのマネジャーであるウィリー・ウェバーは今週、シューマッハはアンダーステア傾向にあるメルセデスのクルマに満足できていないと語った。
メルセデスGPのロス・ブラウン(チーム代表)も、「テストではニコのほうが、(シューマッハよりも)クルマに対する満足度がやや高かった」とコメントしている。
そして、シューマッハの弟ラルフ・シューマッハも『Bild(ビルト)』紙へこう話した。
「僕の兄よりも、もしかしたらニコの方が少しクルマに合っているかもしれないと聞いたよ。でも、ミハエルもうまくやろうとしている」
「去年チームにいたバトン(ジェンソン・バトン/現マクラーレン)なんかと違って、彼はアンダーステアのクルマが好きじゃないんだ」