ジャック・ビルヌーブが、ステファンGP加入がほぼ確定したようだ。
ステファンGPのチーム代表ゾラン・ステファノビッチはすでに、中嶋一貴の起用を認めており、1997年のチャンピオンであるビルヌーブとも契約直前だとしていた。
『Autosport(オートスポーツ)』によると、ビルヌーブはステファンGPが拠点にしているケルンで、3月1日(月)にステファンGPのクルマでのシート合わせを行うようだ。
また、リザーブドライバーには、GP2のパストール・マルドナードが起用されるとみられている。
ステファンGPはすでに1台目のクルマを完成させており、2台目も3月2日(火)に完成するようで、3月3日(水)には拠点として利用しているケルンのTMG(トヨタ・モータースポーツ有限会社)近くでメディア向けの発表を行うと思われる。
ステファンGPはまだ正式に参戦を認められていないため、ブリヂストンからF1タイヤの供給を受けられていない。そのため、今週にポルティマオで予定していたテストはキャンセルせざるを得なかった。
しかし『Autosport(オートスポーツ)』は、ステファンGPがエイボンのタイヤを使用して新車発表とシェイクダウン(ごく初期的な確認走行)を行うようだと報じている。
エイボンは過去にF1へタイヤを供給していたこともあり、2009年に再開したF2では単独のタイヤサプライヤーになっている。