ディ・グラッシ、ヴァージンのトラブルは「予想していたこと」

2010年02月27日(土)
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ルーカス・ディ・グラッシ(ヴァージン)は25日(木)、ヴァージンが再びウイングの問題に見舞われたことにもフラストレーションを感じていないと語った。

2週間前のヘレスで、ヴァージンはフロントウイングが脱落するトラブルに見舞われており、25日(木)にディ・グラッシはカタルーニャ・サーキットでのテスト中にクラッシュしていた。

このクラッシュの原因が、リアウイングが壊れたためである可能性が指摘されていた。

『Speedweek(スピードウィーク)』によると、ヴァージンのテクニカルディレクターであるニック・ワースが、クラッシュの前にウイングが壊れていなかったことを確認するため、事故時の映像を確認したようだ。

そして調査の結果、クラッシュの原因は「実験的なコントロール・セッティング」だったことが判明した。

ヴァージンは先週にも油圧系統に問題が発生し、開発が遅れているが、ディ・グラッシは生みの苦しみとも言える一連のトラブルにフラストレーションは感じていないと語る。

「望んでいたものではないけど、予想していたことではある」とグロックは『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』誌へ話し、さらに続けた。

「フラストレーションはないよ。むしろ、チームのみんなの士気を上げないといけないね」

「もし僕が既存のF1チームに入っていたら、自分自身の目標を設定したと思う。でも今の僕の状況では、チームと一緒に成長しないといけないんだ。自分が成長すると同時に、クルマも開発しないといけない」

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