24日(水)に行われたインディカーの合同テストで、佐藤琢磨は7番手になった。以下、プレスリリースより抜粋。
今シーズン、インディカーにデビューする佐藤琢磨(KV Racing Technology)は、ほぼ初めてインディカーを走らせたテスト初日にトータル70周をこなし、午後に1分11秒1138のベストを出して7番手の好位置につけた。ルーキーの中では最速タイムだった。
チームメートは、EJ.ヴィソが1分10秒9186でひとつ上の6番手につけ、ジェームズ・ロシターが 1分11秒7759で13番手だった。
佐藤琢磨(KV Racing Technology)
「素晴らしい一日になった。KV Racing Technologyのマシンは信頼性が高く、自分がマシンとコースに慣れてからは、走行を大いに楽しめた。インディカーはパワーがあり、ウエイトが大きい」
「自分にとってパワーのあるマシンは乗ったことのあるものだけれど、ウエイトの大きなオープンホイールは初めて。セブリング・インターナショナル・レースウェイでは乗っただけだったが、今回からはマシンのセッティング変更もして、いろいろ勉強中だ」
「コースもすばらしい。高速コーナーがいくつもあり、高低差も存在する。午前中は気温や路面温度が低過ぎて難しいコンディションだった。そのためにスロースタートを切るしかなかった。しかし、最終的にわれわれは初めてのテストを成功させることができたと思う」
「何種類かのセッティングを試し、それらは私がインディカーというマシンを理解するのに大きく役立った。まだまだマシンは完ぺきと呼ぶにはほど遠いが、KV Racing Technologyのマシンは非常に乗りやすく、実りの多い一日だった」
(本田技研工業株式会社プレスリリースより)