ミルコ・ボルトロッティ、フェラーリ・ドライバー・アカデミー解雇に落胆

2010年12月21日(火)
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1年の間に、2つのF1ドライバー育成プログラムから解雇されたミルコ・ボルトロッティは、夢をあきらめていない。

イタリア人のボルトロッティは、2010年のレッドブル・ドライバー育成プログラムに入らなかった。さらに、GP3で思ったような成績が出せず、先週フェラーリのドライバー・アカデミーを解雇された。

ボルトロッティは、2008年の11月にフィオラノ・サーキットでフェラーリの2008年仕様車F2008をドライブ、サーキットのコースレコード(最速タイム)を記録し、注目を集めた。また、当時負傷していたフェリペ・マッサ(フェラーリ)の代役としても名前があがり、さらにはトロ・ロッソのレースシートを獲得するのではないかとみられていた。

今回の放出について、「フェラーリのドライバー・アカデミーの解雇は、少し予想外だったし、失望している」とボルトロッティは認めている。

「F1テスト・エンジニアから、良いフィードバックしかもらえなかった。そして、彼らは僕のパフォーマンスと仕事を非常に満足していた」とボルトロッティは『motorline.cc.』に語った。

「正直なところ、僕はツーリングカーかスポーツカーでのキャリアを始めることを考えている。僕はレーシングドライバーであり、夢想家ではないよ」

「また、多くの励ましをもらったよ。僕はまだ自分のゴールを目指しているし、絶対にギブアップはしない。この激励は、F1の主要な人たちからもらっているので、とても勇気づけられるよ」とボルトロッティは付け加えた。

ボルトロッティは、来月の21日に21歳の誕生日を迎える。

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