ザウバーのニック・ハイドフェルドが、韓国GPを前にした心境を語った。
ニック・ハイドフェルド
「2年前に初めて韓国へ行ったんだ。旧型F1マシンでデモ走行をした。韓国でF1マシンのエンジンに火が入ったのは、あれが初めてだったよ。そのときはまだサーキットがなかったから、ソウルや光州の公道を封鎖したんだ」
「全羅南道に建設されたサーキットは首都から遠いから、車で数時間移動することになる。長いフライトを終えたあとでは特に、少し不便かもね。今のところ、現地がどういう状態なのか誰も正確には把握していないよ。僕も、コースや施設がどうなっているのか、とても興味津々なんだ!」
「ドライバーとしては、路面がきちんともつのかという点が、一番重要なんだ。路面の最上層が敷設されたばかりだと、オイルが浮いた状態になっていることが多いんだよ。もちろんこれは、とても悩ましい。でも、コースの質やレイアウトについては、実際に走ってからじゃないと何とも言えないね」
「新しいサーキットでは、特別な挑戦に挑めるものだから、僕はいつも歓迎している。それに、F1にとっても、できるだけ多くの国でレースをするのは前向きなことだよ」