【F1日本GP特集】注目ドライバーのマーク・ウェバー

2010年10月06日(水)
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15歳からカートを始めたマーク・ウェバー。今年34歳になりF1引退もささやかれる中、念願のF1チャンピオンを手にできるかもしれない。

2001年ベネトンのテストドライバーに抜擢され、2002年にミナルディから念願のF1デビューを果たす。2003年にはジャガーへ移籍するも苦しいシーズンを過ごす。2005年、名門チームのウィリアムズへ移籍するが、ランキング10位で終える。2007年にレッドブルへ移籍するが、思うようなレースができない。

2009年、ようやく競争力のあるマシンを手にしたウェバー。ついにF1初優勝をドイツGP(グランプリ)で果たす。また、自己最高位となる4位でシーズンを終える。

2010年、レッドブルに移籍して4年目。序盤戦は苦しむが、ヨーロッパラウンドが始まると一気にトップ争いに立つ。スペインとモナコの連戦を制し、ランキング上位にあがってくる。マシンの信頼性に苦しんだり、スタートで出遅れるなどトラブルに見舞われるが、ウェバーは焦らず安定した走りをみせ、F1日本GPをドライバーズ・ポイント・ランキング首位で迎える。

チームは2011年もウェバーの起用を発表しているが、2012年はF1で走っていない可能性があるとウェバー自身が示唆した。

悲願のF1チャンピオンを獲得できるのか、ウェバーの戦いは最終戦まで続きそうだ。

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