ロータスは、来週末に迫ったシンガポールGPで「いくつか非常に刺激的な発表」をすることを報道陣に伝えた。
来季のドライバーラインアップと、伝統を持つ“チーム・ロータス”の名前を継承することを発表するのではないかとみられている。
さらに、2011年も結んでいたコスワースとの契約を解消し、来季はルノーのエンジンとギアボックスを使用することを発表するのではないかとうわさされている。
しかし、イタリアの『Autosprint(オートスプリント)』は、ロータスがトヨタ・モータースポーツ有限会社(TMG)と技術的な提携を発表する用意が整ったと報じている。
トヨタは、ピレリに2009年マシンを供給し、タイヤテストにクルマが使用されている。また、新規チームのヒスパニア・レーシングと2011年に、技術協力をするのではないかと推測されている。
しかし、『Autosprint(オートスプリント)』は、両チームで働いた経験を持つマイク・ガスコイン(ロータス/チーフ・テクニカル・オフィサー)の存在を指摘し、ロータスとトヨタが提携するのではないかと報じた。
また、トヨタで働いていたスタッフの数名は、現在ロータスに在籍している。
「われわれは、何か違ったことをしなければならない。そして、それはすぐにされるだろう」とチーム代表でオーナーのトニー・フェルナンデスが、先週末モンツァで『BBC』に語っていた。
「たくさんの交渉をこの2週間にわたって続けられてきた。われわれは、その結果を非常に満足している」とフェルナンデスが付け加えている。