レッドブル・ライコネン・チャレンジの優勝者は？

2010年09月08日（水）

7日（火）に北海道千歳市のアウトレットモール・レラで『Red Bull Raikkonen Challenge（レッドブル・ライコネン・チャレンジ）』が開催され、予選通過4名とゲストの新井敏弘（PWRCドライバー）、平中克幸（スーパーGTドライバー）、三好秀昌（ラリー・ドライバー／自動車ジャーナリスト／動物カメラマン）、鈴木綾乃（スキーヤー）、そしてラリー・ドライバーのキミ・ライコネンが決勝に挑んだ。

まず最初に、予選通過者とゲストを紹介。いよいよタイムアタックが始まった。

特別枠として選ばれた高橋麻美さんが最初に走行、続いて予選で3位に入ったTopNewsの今村勇介（代表取締役）が走った。ここで、ライコネンが到着。日中、ライコネンはラリー・ジャパンの下見をしており、下見が終わったのち会場にかけつけた。ライコネンは、走行前に「日本に行くのはいつも楽しみにしているよ。たくさんのファンが待っていてくれるからね。今日は、どうなるか分からないけれど、自分らしく走って楽しみたいな」と語った。予選2位の阿部弘作さん、予選1位の猪股京介さんが走行、続いてゲスト4名が走行した。

いよいよライコネンがカートに乗り込み、特設ピットからゆっくりとスタート位置へ移動。スタートが切られると、アウトラップにもかかわらず、アクセル全開で走り出した。

そして、いきなり27秒台を計測、会場につめかけたファンを驚かせた。結局、ライコネンは予選通過者とゲストが出したタイムを軽々と上回った。ライコネンのタイムは、27秒167だった。

走行を終えたライコネンは、「子どものころからたくさんカートを走った経験があるけれど、ショッピングモールで走ることになるとは思ってもみなかった」と語った。

今回のイベントは、多くの店が並ぶショッピングモールの一角で行われた。路面を汚さないために、ブリヂストンは今回のイベントのために、黒ではなく白い特別なタイヤを用意。世界初お披露目となったようだ。

2位入った阿部さんはイベント後「ライコネンと一緒に走れてすごい思い出になりました。勝ち負けとかじゃなくて、一緒に走れたことが、とても幸せで光栄です」と語った。

ライコネンが参戦するラリー・ジャパンは10日（金）から本格的なセッションが始まる。

以下、主催者発表。

コース全長は、286メートル。来場者数は、2500人。

Red Bull Raikkonen Challengeのリザルト
1位　Kimi Raikkonen　27秒167
2位　阿部弘作　28秒574
3位　新井敏弘　28秒578
4位　猪股京介　28秒992
5位　高橋麻美　29秒031
6位　今村勇介　29秒713
7位　平中克幸　29秒755
8位　三好秀昌　30秒726
9位　鈴木綾乃　38秒037