MotoGPの下位カテゴリー、Moto2に参戦していた富沢祥也が5日(日)、ミサノで行われたレースで事故に遭い、搬送先の病院で死亡が確認された。
富沢は5日のレースで4位を走行中に転倒、富沢の直後を走っていたほかのライダーが富沢に接触し、合計3人が転倒することになった。この事故により富沢は、サーキットのメディカルセンターへ運ばれ、その後、病院に搬送されていた。しかし、現地時間14時20分、搬送先の病院で富沢の死亡が確認された。
19歳の若さで亡くなった富沢は、2009年からロードレース世界選手権にフル参戦を果たし、今年から始まったMoto2クラス開幕戦のカタールGPで優勝。将来のさらなる活躍が期待されていた。
富沢の公式ブログには、「信じられない」、「一生忘れない」、「夢をありがとう」など、多くのファンがメッセージを書き込んでいる。
ご遺族の皆さま、ならびに関係者の方々に、心からお悔やみ申し上げます。