ドゥカティへ移籍することで、バレンティーノ・ロッシはF1に近づいた。ロッシの父親がこう語っている。
先日、MotoGPの大スターであるロッシが、7シーズンを過ごしたヤマハを離脱し、2010年からの2シーズンは自身の母国イタリアのメーカー、ドゥカティに在籍することが発表された。
自身も2輪の世界選手権ライダーだったロッシの父グラツィアーノは、今回の移籍でロッシがF1へ近づいたと語っている。
「バレンティーノは、まだバイクをやめられない」
「だが、もし彼が3年か4年後、F1に興味を持った場合、ドゥカティ以上にいい選択肢はあるか? これは、大きな前進だと思う」とグラツィアーノはイタリアの『Sky Sport(スカイ・スポーツ)』へコメントした。
ドゥカティとフェラーリは、ともにマールボロをスポンサーにしており、毎年シーズン開幕前にはマドンナ・ディ・カンピリオで合同のメディアイベントを行っている。
また、ロッシはこれまでに、何度かフェラーリのF1テストに参加。フェラーリ関係者も、3台目のフェラーリでロッシをF1に参戦させることを希望していた。