ルギーGPでFダクトを投入したばかりのルノーだが、次戦イタリアGPではFダクトを搭載しない可能性が高いようだ。
Fダクトとは、リアウイングをストールさせ、ストレートでのトップスピードを向上させるシステム。そのため、ストレートの長いモンツァが舞台になるイタリアGPでは、Fダクトが有効になるとも思える。
しかし、極限まで空気抵抗を減らすモンツァでは、より小さく、効率的なリアウイングとエンジンカバーの方が、タイムの向上を狙える可能性もある。
ベルギーGPでようやく登場したルノーのFダクトは、すぐにその効果を発揮し、ロバート・クビサ(ルノー)が3位表彰台を獲得。クビサは、週末を通じて「とてもうまく」Fダクトが機能していたとコメントしている。