ウィリアムズのテクニカルディレクターであるサム・マイケルは、イタリアGPでFダクトを使わないことも検討しているチームがいることに驚いたと語っている。
Fダクトとは、リアウイングをストールさせることで、ストレートでのトップスピードを向上させるシステムだが、まずはマクラーレンがイタリアGPでFダクトを外すことを検討していると報じられた。
イタリアGPが行われるモンツァは、F1屈指の超高速サーキットだが、極限まで空気抵抗を減らしたクルマで走るため、Fダクトを外したほうが空力面での効率が良くなる可能性があるとのことだった。
その後、ルノーもFダクトの非搭載を検討していることが明らかになり、フェラーリも10日(金)のフリー走行でFダクトなしのリアウイングをテストするとのうわさがある。
「ほかの数チームと同様、われわれもモンツァでこのシステムを機能させられるのか評価している」とルノーのテクニカルディレクター、ジェームス・アリソンは6日(月)に語っていた。