アンディ・ソウセックは、ヴァージンのサードドライバー契約を解除する見通しだ。
スペイン出身で25歳になるソウセックは、今季F1参戦チームのヴァージンで、サードドライバー契約を締結している。しかし、ソウセックは、ドライブする機会などの役割がないことに失望している。
ソウセックは運転する機会がないことに理解はしているものの、契約書には少なからず、テスト走行に出走する任務が明記されているようだ。
スペインのスポーツ紙『AS』は、ヴァージンが契約を破ったと主張。さらに、即時にソウセックが離脱するとみている。
伝えられているところによると、離脱決定を発表する前に「いくつかの詳細を確定させている」という。
『AS』紙は、ソウセックがヴァージンに、スポンサー料100万ユーロ(約1億1300万円)をこれまでに支払ったと見積もっている。しかし、「VR01を運転する機会が不足しているため、(ソウセック側は)もはや、これ以上支払わないことを決めた」と付け加えている。
さらに『AS』紙は、ソウセックが他のチームとサードドライバー契約を結ぶために交渉中であると報じた。また、ベルギーGPまでに契約締結に達することを望んでいるという。
「彼のオプションのもうひとつは、GP2のトップチームに加わることだ」と伝えている。