ヴァージンは、テスト兼リザーブドライバーのアンディ・ソウセックを、どのグランプリで金曜のフリー走行に出走させるかまだ決めていないようだ。
4月には、ヴァージンとソウセックの契約が、2010年に何回か走行するものになっていると報じられていた。しかしソウセックは、チームには「現在、サードドライバー以外に取り組むべき問題がある」としていた。
だがソウセックは最近、「僕は、年末に2日間テストする契約を結んでいる」と『laola1.at』へ語った。
また、グランプリの金曜に出走する可能性について、ソウセックはこうコメントしている。
「チームにとって、クルマに対する3つ目の意見を聞くことは興味深いものだと思うよ。でも、今の彼らは同じように考えていないみたいだね」
「毎週、メールを送ってCEOにプレッシャーをかけているよ」
今シーズンのヴァージンは、ティモ・グロックとルーカス・ディ・グラッシをレースドライバーにしているが、2011年のヴァージンに自身の将来があるのか定かではないとソウセックは加える。
「どうだろうね。1年契約を結んでいるけど、更新に関する条項もある。(レース)シートを獲得するチャンスはあるけど、他の選択肢もあるよ」
2011年に向けた他の選択肢について質問されると、ソウセックは次のように答えていた。
「シンプルなものだよ。自分のレースでお金を稼ぎたいんだ。ほぼ14年間やってきたけど、今こそ、そのときだと思う」
「もちろん、インディカーも可能性の1つだし、もし報酬をもらえるのなら、他のシリーズに行くつもりもある。すでに今年も、自分で仕事をしてお金を稼いでいるからね」