夏休みに入ったF1界

2010年08月03日(火)
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F1が、待ちに待った夏休み期間に突入した。

フェラーリの広報ルカ・コラジャンニは、モルディブで休暇を過ごすようだ。

また、『Telegraph(テレグラフ)』のF1記者トム・キャリーは、「みんな息抜きが必要だ」と書いている。

こう考えているのはキャリーだけではない。マクラーレンの広報部門で働いているシルビア・ホッファーは、夏休み前に最後のレースが行われたハンガリーで、大量にゴシップ誌を仕入れていた。

「ビーチで読むものが必要なのよ」とホッファーは笑顔で話し、イタリアへ向かうことを明かした。

F1関係者が休みを満喫できるのは、全チームのファクトリーが、強制的に2週間閉鎖されるためだ。

レッドブルのファクトリーが閉鎖されるのは今週後半からになるが、クルマの改良で大量の作業が残っているマクラーレン、そしてフェラーリは、ハンガリーGP終了後、1日(日)の深夜からファクトリーの閉鎖期間に入った。

「ファクトリーを閉鎖せずに、作業を続けたかった。フロントウイングで何ができるのか解明し、次のレースまでに製造するためにね」とマクラーレンのチーム代表マーティン・ウィットマーシュは語っている。

F1界でもっとも素晴らしい気分で休みを迎えたのは、ハンガリーGPに優勝し、選手権トップに躍り出たマーク・ウェバー(レッドブル)だろう。

「やることはたくさんあるよ。でも、電話の電源を切って、数週間の休みを取るまで無理だろうね!」とウェバーは話していた。

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