2010年ドイツGPレースレポート

2010年07月25日(日)
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2010年F1第11戦ドイツGPが7月25日(日)、ホッケンハイムリンク(1周/4.574km、7月25日決勝67周/306.458km)で3日目を迎え、現地時間14時(日本時間21時)から決勝が行われ、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)が優勝した。

前日に行われた予選では、わずか1000分の2秒差という大接戦の末、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)が母国グランプリでポールポジションを獲得。フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)が2番グリッドを獲得しており、フェラーリ復活への期待も高まっている。

レース開始時の天候は曇り、気温22℃、路面温度は34℃。ベッテルがスタートで出遅れる一方、フェラーリ勢が素晴らしいスタートを決め、フェリペ・マッサ(フェラーリ)がトップ、アロンソが2番手、ベッテルが3番手になった。ピットストップ後もトップ3の順位は変わらず、アロンソがマッサに仕掛ける場面もあったが、マッサがトップの座を守った。

レース中盤には、フェラーリの2台がファステストラップを連発しながら、3番手ベッテルとの差を広げていった。レース終盤、アロンソの方が速いと伝えられたマッサがアロンソへポジションを譲り、アロンソがトップに。その後、ベッテルはマッサとの差を縮めていったものの、抜くことはできなかった。

結局、アロンソが開幕戦に続く今季2勝目。マッサが2位に入ったことで、フェラーリが復活ののろしとなる1-2フィニッシュを達成した。

3位から10位までの結果は次のとおり。

3位セバスチャン・ベッテル(レッドブル)、4位ルイス・ハミルトン(マクラーレン)、5位ジェンソン・バトン(マクラーレン)、6位マーク・ウェバー(レッドブル)、7位ロバート・クビサ(ルノー)、8位ニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)、9位ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)、10位ビタリー・ペトロフ(ルノー)。

小林可夢偉(ザウバー)は11位、山本左近(ヒスパニア・レーシング)はリタイアになっている。

このレースのファステストラップを記録したのはセバスチャン・ベッテル(レッドブル)。67周目に記録した1分15秒824だった。

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