メルセデスGPのミハエル・シューマッハが、ドイツGPを前にした心境を語った。
ミハエル・シューマッハ
「確かなことが1つある。何年この仕事をやっていても、母国のファンを前にしてのレースは、いつでも特別なものなんだ。ホッケンハイム(ドイツGP開催地)では、特にレースの週末に熱心な応援をしてくれるファンのため、全力を尽くすよ。でも、ドイツGPはドイツ人ドライバー全員にとって特別なものなんだ」
「世界中どこのサーキットを探しても、モトドローム(インフィールド区間)に並べるセクションはないね。あそこに入っていくと、ドライバーもエネルギーに満ちた雰囲気を感じることができるんだ」
「僕にとっては、メルセデスのドライバーとして戦う初めてのホッケンハイムだから、とても楽しみにしているよ。僕たちのグランドスタンド(メルセデスの名を冠したグランドスタンドがある)、そして、メルセデスの従業員やメンバー、友人の前を走るのは、感動的なことだろうね」
「だから、彼らにとって忘れられない週末にするため、モチベーションがいつも以上に高くなっている。クルマの改良も予定しているから、さらに進歩できることを願っているし、興奮するようなレースを期待したい」