2010年イギリスGPレースレポート

2010年07月11日(日)
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2010年F1第10戦イギリスGPが7月11日(日)、シルバーストン・サーキット(1周/5.891km、7月11日決勝52周/306.747km)で3日目を迎え、現地時間13時(日本時間21時)から決勝が行われ、マーク・ウェバー(レッドブル)が優勝した。

前日に行われた予選では、レッドブルの2台が圧倒的な速さを見せつけてフロントローを独占。セバスチャン・ベッテル(レッドブル)が2戦連続となるポールポジション獲得を果たしていた。

レース開始時の天候は晴れ、気温22℃、路面温度は34℃。スタートでマーク・ウェバー(レッドブル)がベッテルに並びかけ、1コーナーでウェバーが前に出た。ベッテルはパンクのためにピットインし、最後尾まで後退。トップを走るウェバーを、2番手に浮上したルイス・ハミルトン(マクラーレン)が追う展開に。

ピットストップ後もウェバーはトップの座を守り、ハミルトンとの差を広げていたが、コース上に落ちているパーツの破片を回収するため、28周目にセーフティカーが出動。31周目にレースが再開すると、ウェバーは再びハミルトンとの差を広げていった。結局、そのままウェバーがトップを守りきり、今季3勝目を記録した。

2位から10位までの結果は次のとおり。

2位ルイス・ハミルトン(マクラーレン)、3位ニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)、4位ジェンソン・バトン(マクラーレン)、5位ルーベンス・バリチェロ(ウィリアムズ)、6位小林可夢偉(ザウバー)、7位セバスチャン・ベッテル(レッドブル)、8位エイドリアン・スーティル(フォース・インディア)、9位ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)、10位ニコ・ヒュルケンベルグ(ウィリアムズ)までがポイントを獲得した。

山本左近(ヒスパニア・レーシング)は20位だった。

このレースのファステストラップは、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)が52周目に記録した1分30秒874だった。

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