F1、シンガポールの飲料メーカーに対し訴訟

2010年07月02日(金)
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F1が、「F1レーシング・エナジー・ドリンク」を販売しているメーカーを訴えた。

『Bloomberg(ブルームバーグ)』や『Straits Times(ストレイツ・タイムズ)』の報道によると、F1の商標権を管理する『Formula One Licensing BV(フォーミュラ・ワン・ライセンシングBV)』がシンガポールの高等裁判所へ、『Speed Drinks Pte(スピード・ドリンクスPte)』に対するドリンクの販売停止を求めているとのこと。

30日(水)に審理が行われていた。

オランダなど複数の国で「F1」のロゴを登録しているスピード・ドリンクスは、F1側が一般的な名称である『F1』という言葉を不当に管理していると主張した。

一方のF1側は、問題となったドリンクが、F1の商標と、将来の公式F1ドリンク販売へ向けた取り組みに「取り返しのつかない損害」を与えたと主張している。

2006年にF1は、中国の企業が「F1ジーンズ」を販売するのを阻止することに成功していた。しかしその1年後には、イギリスの商標登記所で、「F1」という略称の独占使用権を得ることに失敗している。

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