来年にタイトルを狙えるチームへ移籍できる可能性がなくなったことから、ロバート・クビサ(ルノー)とマネジャーは、2012年のトップチーム移籍を目指していくようだ。
先日、メルセデスGPがクビサと2011年の契約を結ぶ可能性があると報じられたが、メルセデスGPのチーム代表ロス・ブラウンがこれを否定。マクラーレン、フェラーリ、レッドブルも来年はドライバーを変えない予定だ。
そのためクビサは、ルノーに残留するとみられている。ルノーとクビサの契約には7月15日が期限のオプションがあるとされており、クビサはこのオプションを行使するとの見方が強い。
「近いうちに僕たちは決断を下さないといけないし、それからどうなるのか確認してみる」とクビサはコメントしていた。
オンライン雑誌『GP Week(GPウィーク)』は、2012年にはレッドブルがクビサの移籍先候補になると報じた。クビサのマネジャーであるダニエーレ・モレッリも、「もう来年のことは考えていない。集中しているのは2012年のことだ」と認めている。