スチュワードの判断によってレースを台無しにされたと怒りを見せるフェラーリに対し、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)はルールを受け入れるべきだと語っている。
ヨーロッパGPでは、ハミルトンがセーフティカーを抜いていた。そのためハミルトンはドライブスルーのペナルティーを受けたものの、2位でフィニッシュすることに成功している。
ハミルトンがセーフティカーを抜いた際、ハミルトンの直後にいたフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)はセーフティカーを抜かず、9位でフィニッシュ。レース後、ほかのドライバーがペナルティーを受けたため、8位が最終的な結果になった。
そのためアロンソは、スチュワードがレースを「操作した」と激怒、フェラーリも公式ウェブサイトで「スキャンダル」だとして非難している。
「今回のレースとレース中の出来事により、以前のように、F1が再び信頼を失うのではないかという疑念が生じた」とフェラーリが公式ウェブサイトに掲載した記事には書かれている。