ルノーのビタリー・ペトロフが、ヨーロッパGPを前にした心境を語った。
Q:ビタリー、カナダは厳しい週末になりましたね。何を学びましたか?
ビタリー・ペトロフ(以下、ペトロフ):まず、レース中に自分がミスをしたことは分かっている。スタートでは、リスクを冒して芝の方へ行ったんだけど、うまくいかず、ドライブスルーのペナルティーを受けた。
ペトロフ:それでも、レースを完走できてよかったよ。多くの情報、特に、異なるコンディションの中で、どうやってタイヤをいたわっていくかという情報をもたらすことができたからね。
ペトロフ:この経験を生かすことができるし、ある状況にどうやって対処すればいいのか理解が深まっている。悪いリザルトはもう過去のものだよ、前にあることに集中するべきなんだ。
Q:バレンシアは、あなたがGP2で走って知っているサーキットですね。それに、去年はバレンシアのレース1で優勝していましたね。いい思い出があるコースですか?
ペトロフ:もちろんそうだよ。去年はレースに勝っているし、ブレーキングポイントやライン、どの縁石を使っていけるか、レース中にタイヤがどんなパフォーマンスを見せて、そのパフォーマンスがどうやって変化していくのかも分かっているからね。
ペトロフ:もちろん、F1では大きく違ってくるだろうから、週末を通じていいパフォーマンスを見せていくのは、大きな挑戦になる。でも、カナダよりはいい状態で週末を始められる。