チャンドック、シート喪失の報道を否定

2010年06月22日（火）

カルン・チャンドック（ヒスパニア・レーシング）が、F1シートを失う可能性があるとの報道を否定した。

チャンドックのスポンサーからの資金が底をつき始めており、ヒスパニア・レーシング（HRT）のチーム代表コリン・コレスがチャンドックの後任候補と交渉を始めたとインドの新聞が報じていた。

クリスチャン・アルバースやナレイン・カーティケヤン、パストール・マルドナードのほか、現在HRTでテスト兼リザーブドライバーを務める山本左近やクリスチャン・クリエンも後任候補だとのことだった。

しかしチャンドックは、シルバーストンでMotoGPを観戦した際、『Reuters（ロイター）』へ次のように語っていた。

「いろいろな憶測が出ているけど、シートを狙っていたりする他のドライバーから出てきたことなのか分からない」

「3週間前にはブルーノ（セナ／チームメート）が同じ状況だった。“ブルーノがシートを失って、資金力のあるドライバーが入ってくる”という記事がインターネットにあふれていたよ。今週は、僕の番になったようだね」

「僕の知る限り、僕はバレンシアに行くし、クルマに乗る。シーズンの残りずっとね」

カルン・チャンドック | ヒスパニア・レーシング