ブリヂストン、スーパーソフトによるレース活性化を検討

2010年06月18日(金)
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ブリヂストンが、2010年シーズン残りのレースで、「スーパーソフトタイヤ」をこれまで以上に使用することを検討しているようだ。

カナダGPでは、滑りやすい路面と涼しいコンディションが合わさって、スーパーソフトタイヤにグレイニングや大きなパフォーマンス変化が生じたことによりピット戦略が分かれ、レース展開を面白くしたとされている。

『Autosprint(オートスプリント)』誌のウェブサイト『auto.it』によると、シルバーストン(イギリスGP)では硬めのタイヤを使う必要があるものの、ホッケンハイム(ドイツGP)に再びスーパーソフトが登場する可能性もあるという。

ブリヂストン側も、カナダのように十分にタイヤの安全性を確保できる限りは、スーパーソフトを投入してレース展開を面白くすることに賛成しているようだ。

「安全性がわれわれの最優先です。ブリスターの発生を避けられるのであれば、今シーズンに他のレースでもスーパーソフトを供給することはできます」とブリヂストンのF1タイヤ開発責任者である浜島裕英氏は語った。

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