ルノーのロバート・クビサは、7位でカナダGPをフィニッシュした。
ロバート・クビサ
「今日獲得した6ポイントは、今シーズン最も苦労して獲得したポイントだった。予選では、プライムタイヤ(ハード側)で走ることに決めて、これがレースの序盤でアドバンテージになることを願っていたんだ。でも、うまくいかなかったよ」
「第1スティントでは、リアのパフォーマンス変化が大きくて、早めにピットインすることになった。そして第2スティントでも、リアタイヤがダメになってしまったんだ」
「いろいろなことが起きたレースだったよ。1回目のピットストップの後、マイケル(ミハエル・シューマッハ/メルセデスGP)と激しいバトルになって、2回目のピットストップの前にはスーティル(エイドリアン・スーティル/フォース・インディア)とバトルした」
「ピットへ入る周も彼とバトルになっていて、最終コーナーの手前でサイド・バイ・サイドになったんだ。僕は右側にいたんだけど、ピットへ入るために彼の後ろにまわった。でも彼がかなり早く、しかも激しくブレーキングしたんだよ。クラッシュを避けるために、彼をまわり込む形でピットへ入るしかなかった」
「終盤にはオプションタイヤ(ソフト側)で短いスティントを走って、ロズベルグ(ニコ・ロズベルグ/メルセデスGP)とのギャップを縮めるために攻めていた。かなりのペースで彼に近づいていたんだけど、周回数が足りなかったよ」
「僕にとっては厳しいレースになったけど、バレンシアに向けては楽観的になるべきだと思う。僕たちに向いているサーキットだし、基本的なペースを上げるため、新パーツも投入するからね」