ロバート・クビサ(ルノー)のマネジャーは、2011年シーズンを前にクビサがチームを移籍しないとほのめかした。
クビサは、今季BMWザウバーからルノーに移り、力強いパフォーマンスを見せているが、クビサがフェリペ・マッサ(フェラーリ)の代わりに、フェラーリへ移籍するのではないかとうわさされていた。しかし、マッサがフェラーリと契約を延長するとみられている。
トルコGPの週末、「ルノーに残留するか、しないか」という考えをしているのか質問されたクビサは、「必要ない」と主張した。
クビサがフェラーリへ移籍するうわさについて尋ねられたマネジャーのダニエーレ・モレッリは「それは、事実よりもむしろ一部のジャーナリストによる推測のようにみえる」と『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』に語った。
トルコGP終了時点でのクビサは、マッサとメルセデスGPの2人のドライバーを抑えて、ポイントランキングで6位につけている。
「ロバートは、ミスをしない。彼のリザルトは、優勝するクルマを持っていないときでも、うまくできることを物語っている」とモレッリが語った。
「2年前、チャンピオンシップをリードしていたとき、われわれはBMWと契約し、しっかりと働いていた。それから、新しいチームを見つけたとき、前年よりも競争力のないクルマだった」
「現在、今のチーム以外に、関心は必要ない。クルマはさらに競争力を高めるために、開発することができる」とモレッリは付け加えた。
モレッリは、クビサがBMWザウバーに在籍していたときよりも満足していることが、感じられると語った。
また、クビサは次のように認めている。「僕がルノーと契約したとき、多くの人たちが、それは悪い方向性でまちがっていると、話してきた」
「しかし、僕は、自分が下した決定にかなり満足している。将来、意志決定を信用してくれることを望むよ」